─束縛─

 




…ねえ、ずっとそばにいてくれる?


何度も、何度も、何度も、
繰り返し囁いてみても、答えは同じ。


当たり前だろう…?


そう言っていつも優しく微笑んでくれるのに、
どうしてこんなに不安なんだろう。
どうして真っ暗な闇の中を
手探りで歩いているような気持ちになるんだろう。


永遠の愛を、いったい誰が約束してくれる…?
神様なんて、どこにも居ないのに…?

貴方が信じられない訳じゃないけれど。


もうどこへも行けないように、
ずっとそばに居てくれるように、


               …その翼を下さい。



そうすれば、
この手で貴方と、折れた貴方の翼を抱いて、
永遠に眠りにつけるから。

永劫の愛を、貴方に捧げられるから…。



 


…サンプルでした(滝汗)。

雰囲気を出したくて書いたとはいえ、
こういうものは、えらい恥ずかしいですね…。
まー、誰がどんな状況で、というのは
それぞれ皆さんで想像していただくとして。
こんな感じで使っていただけたら良いかな、と思います。

あ、別に必ずこうやって使わなくてはいけない訳ではありません。
イラストの背景とか、「裏」ページの入り口(笑)とか、
ちょっと縮小してページ全体に敷き詰めてしまうとか、
右上か右下に固定して使っても面白いかも。
色々使い道はあるかと思います(あるよね…? 苦笑)。

ちなみに言うまでもないことですが、
この文章は無断転載禁止です。
こんな文章で、そんなことをする人が居るとは思えないけど(笑)。
詩的センスないんです、私。